2009年 02月 14日
奇跡は…起こるべくして起こった^^v |
美美の2回目の血液検査、結果が出ました。とりあえず、肝機能と腎機能に関して、
なるべく分かりやすくご説明しますね^^
全体に、前の検査の時よりも「劇的に好くなっている」という印象です。
特に、TBIL,GOT,LDHに関しては「ほぼ健康体」と言いでしょう。
問題があるとすれば ALP ですが、SGPTの値(境界値)と合わせて考えると「回
復/発育途上」とみる事が出来るので、今後の生活の中で改善されて行く可能性
が高いと思われます。
また特筆すべきは、CREAの低下でしょう。獣医師からも「今後、改善する事は
ない」と言われていただけに、嬉しい事実です。
この「CREA(クレアチニン)」とは老廃物の一種で、普通は、オシッコになっ
て身体の外へ出ますから、これが血液中に高いという事は、腎臓がうまく働いて
いない事になります。前回の検査では、1.4mg/dLと境界値に近付いていたもの
が、今回は1.0mg/dLと、正常範囲内(0.8-1.8)に収まっています。
さて、何がこうした数値…つまり内臓の働きを好くしたのでしょう。
結論から「避妊/去勢手術は、多くの問題を解決する」ひとまず、こう申し上げ
ておきます。
では、避妊手術がなぜ?猫の身体に好いのか??詳しい説明は、
以前書いた「奇跡は…祈るだけでは起こらない」を
お読み頂ければ、より分かりやすいと思いますが…
http://mikealpha.exblog.jp/10137916
腎臓は「腎の経」といって、肝臓(肝の経)の親に当たるが、子宮・卵巣とい
う・ヤクザ息子のようなもの(笑)を抱えている。そこで、その道楽息子を勘当
して(取って)しまえば親(=腎の経)の負担が軽くなるから、その子である
「肝の経」に充分な養分を与える事が出来る様になる…と東洋医学なら10秒で
説明できる事なんです。
ですから、美美に様々な問題(胃腸炎、膀胱炎…etc.)が発生した時「何とか、
避妊手術を受けさせられる身体に回復させよう。避妊手術が成功すれば、全て好
くなる」って頑張ってきました。そう、今回の奇跡は「僕らにとって、想定内の
事項」だったわけです。
とは言え正直、検査結果を見るまではドキドキでした。一日も早く結果を見たい。
ホントは、二週間もすれば劇的に結果が好くなるのは分かっていました。
でも、この間、美美があまりにも病因漬けだったんで…
手術は成功した。だから99%の確率で美美は元気になる。
今は自分達の考えを信じて、美美を休ませてあげよう。最低でも、三ヶ月…
美美はどんどん元気になって行く。ココアとも仲好くなって行く…この幸せな時
間が、たとえ1%の確率でも、三ヶ月後には絶望の時間に変わるかもしれない…
その度に「何があっても、この子はウチの子。全てを受け入れれば好い」こう思
い直して耐えてきました。
今、幾つかの数値には問題が残っています。率直に言って「随分、壊れていたん
だなあ」って思います。三ヶ月後には、何の問題もないフツーの健康体に戻って
いるって思ってましたから…
三ヶ月後、数値はまた変わるでしょう。好くなるかもしれない、そうならないか
もしれない…好くも悪くも、自分の家族の事…受け入れれば好いさ…こう話し
合っています。今回の件で「健康に勝る親孝行なし、不健康に勝る親不孝なし」
を痛感しました。僕ら夫婦には子供がいませんが、少しだけ両親の気持ちが分
かった様に思います。^^&*^^*
ここで、はっきり申し上げておきますが、マサラと美美を壊したのは僕らです。
野良保護の経験の浅い僕らは、保護当初から様々なミスを犯してきました。
結果としてマサラは助ける事が出来なかったし、美美も重篤な状態になってしま
いました。病院代十数万円は、何の罪も無い子達を殺し、苦しめてしまった僕ら
への最低限のペナルティーだと受け止めています。そう、苦しめた子達一人一人
と虹の橋の袂で再会し、共に虹の橋を渡るまで、僕らのペナルティーは終わらないのです…
さて、ここまでお読み頂けて、ありがとうございました。以下、一つ一つの数値
について見て行きますが、数字やら記号やら単位やら、面倒臭いハナシばっかり
なのでスルーしていただいて結構ですが「…が書いてあるなあ」ってだけ気に留
めておいて下さい。あなたの大切な家族のために…
肝機能:
TBIL(総ビリルビン)…閉塞性肝機能障害の検出で、猫の基準値は0.15〜0.5 mg/dLとされています。前回の検査では0.4 mg/dLと境界値ギリギリだったものが、今回は 0.2 mg/dLと、基準値内に収まりました。
AST(GOT) …臓器一般の機能障害の指標で、猫の基準値は 26 - 43 U/Lとされています。前回の検査では54 U/Lと標準を上回っていたものが、今回は 10 U/Lと、標準値よりも低い値を示しました。
ALT(SGPT)…GPT酵素は肝臓にのみ存在する酵素で、GOTと合わせて肝機能障害の指標となります。猫の基準値は 6-83 U/Lとされており、前回の検査では269 U/Lと標準を大きく上回っていたものが、今回は 67 U/Lと、境界値を脱し標準値内に収まりました。
LDH(乳酸脱水酵素)肝炎、心筋梗塞、がんなどの指標です。猫の基準値は 63-273 U/Lとされており、前回の検査では252 U/Lと境界値ギリギリだったものが、今回は 92 U/Lと、良好な値を示しました。
γGGT→胆管系を含む肝疾患の診断指標です。前回同様、基準値以下(10> U/L)を示しています。
ALP→主に胆道から出る酵素ですので、胆管系を含む肝疾患の診断指標となります。前回は、308 U/Lと基準値(11-187)を大きく上回っていたものが、今回は、248 U/Lと基準値に近付きました。
腎機能:
TPro(総蛋白)→肝/腎機能、水分補給の程度、蛋白喪失性腸症、免疫グロブリン血漿などの診断に有用な情報を提供します。前回の検査では5.6g/dL(5.4-8.7)であったものが、6.7g/dLと上昇。貧血や脱水などの指標です。ALB(アルブミン)が、2.5 g/dL→2.9 g/dLに増加していることと同様、身体全般の健康状態が改善された事を意味します。
BUN(尿素窒素)→主に、腎臓による排泄障害のとき増加します。前回は30 mg/dLと基準値(20-30)ギリギリだったものが、今回は 25 U/Lと、正常範囲内に収まりました。
CREA(クレアチニンキナーゼ)→クレアチニンとは老廃物の一種で、通常は腎臓で分解〜処理され、オシッコになって身体の外へ出ます。ですから、これが血液中に高いという事は、腎臓がうまく働いていない事になります。
前回の検査では、1.4mg/dLと境界値に近付いていたものが、今回は1.0mg/dLと、正常範囲内(0.8-1.8)に収まっており、獣医師からも「今後、改善する事はない」と言われていただけに、嬉しい事実です。
このことは、前回実施しなかった、PHOS(腎臓疾患の重篤度の指標)=4.1mg/dL(3.1-7.5)の数値からも裏付ける事が出来ます。
--
【資料】
日付:2009年2月10日(火)
場所:モリヤ動物病院
目的:血液検査(※備考参照)
採血/分析:松岡獣医師(モリヤ動物病院)
備考:2008年11月10日(月)に実施した避妊手術に伴う血液検査で、諸処の問題が発見されたため、再検査を実施したもの。
※上段は前回・2008年11月10日(月)、下段は今回の値。()内は、猫の参考値
検査結果:
肝機能に関するもの:
TBIL(総ビリルビン)= 0.4 mg/dL(0.15-0.5)
TBIL(総ビリルビン)= 0.2 mg/dL(0.15-0.5)
→閉塞性肝機能障害の検出
AST(GOT) = 54 U/L(26-43)
AST(GOT) = 10 U/L(26-43)
ALT(SGPT)(アラニンアミノトランスフェラーゼ)=269 U/L(6-83)
ALT(SGPT)(アラニンアミノトランスフェラーゼ)=67 U/L(12-130)
→肝機能障害の診断
LDH(乳酸脱水酵素)= 252 U/L(63-273)
LDH(乳酸脱水酵素)= 92 U/L(63-273)
GGT(γグルタミノトランスフェラーゼ)= 10> U/L(10>)
GGT(γグルタミノトランスフェラーゼ)= 10> U/L(10>)
ALP(アルカリフォスファターゼ)=308 U/L(11-187)
ALP(アルカリフォスファターゼ)=248 U/L(14-111)
→胆管系を含む肝疾患の診断指標
腎機能に関するもの:
TPro(総蛋白)=5.6g/dL(5.4-8.7)
TPro(総蛋白)=6.7/dL(5.4-8.7)
→肝/腎機能、水分補給の程度、蛋白喪失性腸症、免疫グロブリン血漿などの診
断に有用な情報を提供。
ALB(アルブミン)=2.5 g/dL(2.1-3.3)
ALB(アルブミン)=2.9 g/dL(2.1-3.3)
→肝/腎機能、特に水分補給の度合いあるいは蛋白質欠乏性腸疾患の診断指標
BUN(尿素窒素)=30 mg/dL(20-30)
BUN(尿素窒素)=25 mg/dL(20-30)
UA(尿酸)= 1 mg/dL>(0-1)
UA(尿酸)= 1 mg/dL>(0-1)
CREA(クレアチニンキナーゼ)=1.4mg/dL(0.8-1.8)
CREA(クレアチニンキナーゼ)=1.0/dL(0.8-1.8)
→骨格筋、心筋の障害の診断指標
PHOS(無機リン)=実施せず
PHOS(無機リン)=4.1mg/dL(3.1-7.5)
→腎臓疾患の重篤度の指標
電解質検査:実施せず
→血清中の電解質を測定する事により、脱水症状等、臨床症状と重ねて判断材料とする
全血球計算:
WBC(白血球数)=8,600 U/μL(5,500-19,500)
WBC(白血球数)=10,400 U/μL(5,500-19,500)
RBC(赤血球数)=8.34・10^5 U/μL(5.0-10.0)
RBC(赤血球数)=7.75・10^5 U/μL(5.0-10.0)
HGB(ヘモグロビン濃度)=13.9 g/dL(8.0-15.0)
HGB(ヘモグロビン濃度)=13.0 g/dL(8.0-15.0)
HCT(ヘマトクリット)=35.9 %(24.0-45.0)
HCT(ヘマトクリット)=35.0 %(24.0-45.0)
MCV(平均赤血球容積)=43.0 μm3(39.0-55.0)
MCV(平均赤血球容積)=45.2 μm3(39.0-55.0)
MCH(平均赤血球Hb量)=16.6 pg(12.5-17.5)
MCH(平均赤血球Hb量)=16.7 pg(12.5-17.5)
MCHC(平均赤血球Hb濃度)=38.7 g/dL(30.0-36.0)
MCHC(平均赤血球Hb濃度)=37.1 g/dL(30.0-36.0)
PLT(血小板数)=15.1・10^5 U/μL(30.0-80.0)
PLT(血小板数)=12.2・10^5 U/μL(30.0-80.0)
その他:
GLU(グルコース)=58 mg/dL(73-134)
→炭水化物代謝の検査
なるべく分かりやすくご説明しますね^^
全体に、前の検査の時よりも「劇的に好くなっている」という印象です。
特に、TBIL,GOT,LDHに関しては「ほぼ健康体」と言いでしょう。
問題があるとすれば ALP ですが、SGPTの値(境界値)と合わせて考えると「回
復/発育途上」とみる事が出来るので、今後の生活の中で改善されて行く可能性
が高いと思われます。
また特筆すべきは、CREAの低下でしょう。獣医師からも「今後、改善する事は
ない」と言われていただけに、嬉しい事実です。
この「CREA(クレアチニン)」とは老廃物の一種で、普通は、オシッコになっ
て身体の外へ出ますから、これが血液中に高いという事は、腎臓がうまく働いて
いない事になります。前回の検査では、1.4mg/dLと境界値に近付いていたもの
が、今回は1.0mg/dLと、正常範囲内(0.8-1.8)に収まっています。
さて、何がこうした数値…つまり内臓の働きを好くしたのでしょう。
結論から「避妊/去勢手術は、多くの問題を解決する」ひとまず、こう申し上げ
ておきます。
では、避妊手術がなぜ?猫の身体に好いのか??詳しい説明は、
以前書いた「奇跡は…祈るだけでは起こらない」を
お読み頂ければ、より分かりやすいと思いますが…
http://mikealpha.exblog.jp/10137916
腎臓は「腎の経」といって、肝臓(肝の経)の親に当たるが、子宮・卵巣とい
う・ヤクザ息子のようなもの(笑)を抱えている。そこで、その道楽息子を勘当
して(取って)しまえば親(=腎の経)の負担が軽くなるから、その子である
「肝の経」に充分な養分を与える事が出来る様になる…と東洋医学なら10秒で
説明できる事なんです。
ですから、美美に様々な問題(胃腸炎、膀胱炎…etc.)が発生した時「何とか、
避妊手術を受けさせられる身体に回復させよう。避妊手術が成功すれば、全て好
くなる」って頑張ってきました。そう、今回の奇跡は「僕らにとって、想定内の
事項」だったわけです。
とは言え正直、検査結果を見るまではドキドキでした。一日も早く結果を見たい。
ホントは、二週間もすれば劇的に結果が好くなるのは分かっていました。
でも、この間、美美があまりにも病因漬けだったんで…
手術は成功した。だから99%の確率で美美は元気になる。
今は自分達の考えを信じて、美美を休ませてあげよう。最低でも、三ヶ月…
美美はどんどん元気になって行く。ココアとも仲好くなって行く…この幸せな時
間が、たとえ1%の確率でも、三ヶ月後には絶望の時間に変わるかもしれない…
その度に「何があっても、この子はウチの子。全てを受け入れれば好い」こう思
い直して耐えてきました。
今、幾つかの数値には問題が残っています。率直に言って「随分、壊れていたん
だなあ」って思います。三ヶ月後には、何の問題もないフツーの健康体に戻って
いるって思ってましたから…
三ヶ月後、数値はまた変わるでしょう。好くなるかもしれない、そうならないか
もしれない…好くも悪くも、自分の家族の事…受け入れれば好いさ…こう話し
合っています。今回の件で「健康に勝る親孝行なし、不健康に勝る親不孝なし」
を痛感しました。僕ら夫婦には子供がいませんが、少しだけ両親の気持ちが分
かった様に思います。^^&*^^*
ここで、はっきり申し上げておきますが、マサラと美美を壊したのは僕らです。
野良保護の経験の浅い僕らは、保護当初から様々なミスを犯してきました。
結果としてマサラは助ける事が出来なかったし、美美も重篤な状態になってしま
いました。病院代十数万円は、何の罪も無い子達を殺し、苦しめてしまった僕ら
への最低限のペナルティーだと受け止めています。そう、苦しめた子達一人一人
と虹の橋の袂で再会し、共に虹の橋を渡るまで、僕らのペナルティーは終わらないのです…
さて、ここまでお読み頂けて、ありがとうございました。以下、一つ一つの数値
について見て行きますが、数字やら記号やら単位やら、面倒臭いハナシばっかり
なのでスルーしていただいて結構ですが「…が書いてあるなあ」ってだけ気に留
めておいて下さい。あなたの大切な家族のために…
肝機能:
TBIL(総ビリルビン)…閉塞性肝機能障害の検出で、猫の基準値は0.15〜0.5 mg/dLとされています。前回の検査では0.4 mg/dLと境界値ギリギリだったものが、今回は 0.2 mg/dLと、基準値内に収まりました。
AST(GOT) …臓器一般の機能障害の指標で、猫の基準値は 26 - 43 U/Lとされています。前回の検査では54 U/Lと標準を上回っていたものが、今回は 10 U/Lと、標準値よりも低い値を示しました。
ALT(SGPT)…GPT酵素は肝臓にのみ存在する酵素で、GOTと合わせて肝機能障害の指標となります。猫の基準値は 6-83 U/Lとされており、前回の検査では269 U/Lと標準を大きく上回っていたものが、今回は 67 U/Lと、境界値を脱し標準値内に収まりました。
LDH(乳酸脱水酵素)肝炎、心筋梗塞、がんなどの指標です。猫の基準値は 63-273 U/Lとされており、前回の検査では252 U/Lと境界値ギリギリだったものが、今回は 92 U/Lと、良好な値を示しました。
γGGT→胆管系を含む肝疾患の診断指標です。前回同様、基準値以下(10> U/L)を示しています。
ALP→主に胆道から出る酵素ですので、胆管系を含む肝疾患の診断指標となります。前回は、308 U/Lと基準値(11-187)を大きく上回っていたものが、今回は、248 U/Lと基準値に近付きました。
腎機能:
TPro(総蛋白)→肝/腎機能、水分補給の程度、蛋白喪失性腸症、免疫グロブリン血漿などの診断に有用な情報を提供します。前回の検査では5.6g/dL(5.4-8.7)であったものが、6.7g/dLと上昇。貧血や脱水などの指標です。ALB(アルブミン)が、2.5 g/dL→2.9 g/dLに増加していることと同様、身体全般の健康状態が改善された事を意味します。
BUN(尿素窒素)→主に、腎臓による排泄障害のとき増加します。前回は30 mg/dLと基準値(20-30)ギリギリだったものが、今回は 25 U/Lと、正常範囲内に収まりました。
CREA(クレアチニンキナーゼ)→クレアチニンとは老廃物の一種で、通常は腎臓で分解〜処理され、オシッコになって身体の外へ出ます。ですから、これが血液中に高いという事は、腎臓がうまく働いていない事になります。
前回の検査では、1.4mg/dLと境界値に近付いていたものが、今回は1.0mg/dLと、正常範囲内(0.8-1.8)に収まっており、獣医師からも「今後、改善する事はない」と言われていただけに、嬉しい事実です。
このことは、前回実施しなかった、PHOS(腎臓疾患の重篤度の指標)=4.1mg/dL(3.1-7.5)の数値からも裏付ける事が出来ます。
--
【資料】
日付:2009年2月10日(火)
場所:モリヤ動物病院
目的:血液検査(※備考参照)
採血/分析:松岡獣医師(モリヤ動物病院)
備考:2008年11月10日(月)に実施した避妊手術に伴う血液検査で、諸処の問題が発見されたため、再検査を実施したもの。
※上段は前回・2008年11月10日(月)、下段は今回の値。()内は、猫の参考値
検査結果:
肝機能に関するもの:
TBIL(総ビリルビン)= 0.4 mg/dL(0.15-0.5)
TBIL(総ビリルビン)= 0.2 mg/dL(0.15-0.5)
→閉塞性肝機能障害の検出
AST(GOT) = 54 U/L(26-43)
AST(GOT) = 10 U/L(26-43)
ALT(SGPT)(アラニンアミノトランスフェラーゼ)=269 U/L(6-83)
ALT(SGPT)(アラニンアミノトランスフェラーゼ)=67 U/L(12-130)
→肝機能障害の診断
LDH(乳酸脱水酵素)= 252 U/L(63-273)
LDH(乳酸脱水酵素)= 92 U/L(63-273)
GGT(γグルタミノトランスフェラーゼ)= 10> U/L(10>)
GGT(γグルタミノトランスフェラーゼ)= 10> U/L(10>)
ALP(アルカリフォスファターゼ)=308 U/L(11-187)
ALP(アルカリフォスファターゼ)=248 U/L(14-111)
→胆管系を含む肝疾患の診断指標
腎機能に関するもの:
TPro(総蛋白)=5.6g/dL(5.4-8.7)
TPro(総蛋白)=6.7/dL(5.4-8.7)
→肝/腎機能、水分補給の程度、蛋白喪失性腸症、免疫グロブリン血漿などの診
断に有用な情報を提供。
ALB(アルブミン)=2.5 g/dL(2.1-3.3)
ALB(アルブミン)=2.9 g/dL(2.1-3.3)
→肝/腎機能、特に水分補給の度合いあるいは蛋白質欠乏性腸疾患の診断指標
BUN(尿素窒素)=30 mg/dL(20-30)
BUN(尿素窒素)=25 mg/dL(20-30)
UA(尿酸)= 1 mg/dL>(0-1)
UA(尿酸)= 1 mg/dL>(0-1)
CREA(クレアチニンキナーゼ)=1.4mg/dL(0.8-1.8)
CREA(クレアチニンキナーゼ)=1.0/dL(0.8-1.8)
→骨格筋、心筋の障害の診断指標
PHOS(無機リン)=実施せず
PHOS(無機リン)=4.1mg/dL(3.1-7.5)
→腎臓疾患の重篤度の指標
電解質検査:実施せず
→血清中の電解質を測定する事により、脱水症状等、臨床症状と重ねて判断材料とする
全血球計算:
WBC(白血球数)=8,600 U/μL(5,500-19,500)
WBC(白血球数)=10,400 U/μL(5,500-19,500)
RBC(赤血球数)=8.34・10^5 U/μL(5.0-10.0)
RBC(赤血球数)=7.75・10^5 U/μL(5.0-10.0)
HGB(ヘモグロビン濃度)=13.9 g/dL(8.0-15.0)
HGB(ヘモグロビン濃度)=13.0 g/dL(8.0-15.0)
HCT(ヘマトクリット)=35.9 %(24.0-45.0)
HCT(ヘマトクリット)=35.0 %(24.0-45.0)
MCV(平均赤血球容積)=43.0 μm3(39.0-55.0)
MCV(平均赤血球容積)=45.2 μm3(39.0-55.0)
MCH(平均赤血球Hb量)=16.6 pg(12.5-17.5)
MCH(平均赤血球Hb量)=16.7 pg(12.5-17.5)
MCHC(平均赤血球Hb濃度)=38.7 g/dL(30.0-36.0)
MCHC(平均赤血球Hb濃度)=37.1 g/dL(30.0-36.0)
PLT(血小板数)=15.1・10^5 U/μL(30.0-80.0)
PLT(血小板数)=12.2・10^5 U/μL(30.0-80.0)
その他:
GLU(グルコース)=58 mg/dL(73-134)
→炭水化物代謝の検査
by mikeAlpha
| 2009-02-14 13:32
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