2008年 01月 12日
インフルエンザ治療薬について |
経緯:2008/1/8(火)未明、悪寒とともに、37度台の発熱があり、朝食後、横になる。
同日、昼過ぎまで電気毛布を併用して安静にしていたものの「足先の痺れるような冷感」
が取れず、温めの入浴を試み、1時間ほど安静にしていた所、体温が38度台半ばまで上昇。
水分を摂るが発汗は殆どなく、翌、1/9(水)まで全く眠れない状態が続き、
体温も39度台半ばまで上昇。
1/9(水)午前中に、市内の「K」クリニック受診。粘膜検査により「A型イン
フルエンザ」と診断され、下記を処方される。
・タミフル(10カプセル/5日分)※インフルエンザ治療薬。
・PL(15包/5日分)※総合感冒剤
・デパス(10錠/5日分)※抗不安薬/睡眠薬
このうち、タミフルとPLについては処方通り服用し、
発熱も、1/10(木)午前中には38度台、午後には37度台と順調に下がり、
1/11(金)朝には36度台とほぼ平熱に戻る。
ところで、デパスについては「熱で眠れない症状が長く続いている」状況を改善
するために処方していただいたものなので(熱が下がり、眠れるようになった今
は不必要と判断して)1/10(木)の夜を最後に服用をやめているが、1/11(金)
の夜に小さな異変が起きた。それは鬱症状にもにた状態で、仕事の事や、家庭の
事など些細な事が気になり、次第に不安が大きくなって眠れなくなってしまったものだ。
この異変には幾つかの解釈が可能に思えるが、ここでは一般に言われるタミフル
の異常行動と、デパスの抗鬱作用のリバウンドを挙げてみる。
タミフル服用時の異常行動に付いては、未だ明確にはされていないようだが、
仮に、それを鬱症状(もしくは、それに近いもの)と仮定した場合、同様の異常
行動がインフルエンザそのものにも付随する事があることから、もともと鬱病
だった患者がインフルエンザに罹患する事で、その症状を進行(激化あるいは顕
在化)させるケースがあるかもしれない。また、この仮定に基づけば、インフル
エンザの罹患に伴って処方されたタミフルが鬱状態を助長する作用が重なるケー
スも容易に想像が付く。
さらに今回のケースのように、偶然にも抗鬱剤を処方された事と、その服用を早期に
中止した事が重なって、鬱症状が助長された可能性も考えられる。
以上は、インフルエンザおよびタミフルを、鬱病の助長要因と仮定した推論に過
ぎないし、無論、異常行動のすべてを鬱病で説明する事は適当ではないが、
タミフル処方時に鬱病を疑ってかかる事、すなわちタミフルを処方する場合、
医師/薬剤師が鬱症状の有無の確認を行い、その徴候が窺えるときは処方を中止
したり抗鬱剤を同時処方する事で、異常行動防止の一助となりうるのではないかと
感じたものである。
ちなみに僕は軽度の鬱を自覚しているが、今回、デパスを服用した三日間は
「大げさに言えばバラ色」だった。眠りにつく際、何の悩みもなく睡眠に入れる。
それが、服用をやめた始めての晩、暗黒色に変わり、布団から這い出してデパスを
飲んでみようかと思ったとき「これが禁断症状というものか」と悟った。
同日、昼過ぎまで電気毛布を併用して安静にしていたものの「足先の痺れるような冷感」
が取れず、温めの入浴を試み、1時間ほど安静にしていた所、体温が38度台半ばまで上昇。
水分を摂るが発汗は殆どなく、翌、1/9(水)まで全く眠れない状態が続き、
体温も39度台半ばまで上昇。
1/9(水)午前中に、市内の「K」クリニック受診。粘膜検査により「A型イン
フルエンザ」と診断され、下記を処方される。
・タミフル(10カプセル/5日分)※インフルエンザ治療薬。
・PL(15包/5日分)※総合感冒剤
・デパス(10錠/5日分)※抗不安薬/睡眠薬
このうち、タミフルとPLについては処方通り服用し、
発熱も、1/10(木)午前中には38度台、午後には37度台と順調に下がり、
1/11(金)朝には36度台とほぼ平熱に戻る。
ところで、デパスについては「熱で眠れない症状が長く続いている」状況を改善
するために処方していただいたものなので(熱が下がり、眠れるようになった今
は不必要と判断して)1/10(木)の夜を最後に服用をやめているが、1/11(金)
の夜に小さな異変が起きた。それは鬱症状にもにた状態で、仕事の事や、家庭の
事など些細な事が気になり、次第に不安が大きくなって眠れなくなってしまったものだ。
この異変には幾つかの解釈が可能に思えるが、ここでは一般に言われるタミフル
の異常行動と、デパスの抗鬱作用のリバウンドを挙げてみる。
タミフル服用時の異常行動に付いては、未だ明確にはされていないようだが、
仮に、それを鬱症状(もしくは、それに近いもの)と仮定した場合、同様の異常
行動がインフルエンザそのものにも付随する事があることから、もともと鬱病
だった患者がインフルエンザに罹患する事で、その症状を進行(激化あるいは顕
在化)させるケースがあるかもしれない。また、この仮定に基づけば、インフル
エンザの罹患に伴って処方されたタミフルが鬱状態を助長する作用が重なるケー
スも容易に想像が付く。
さらに今回のケースのように、偶然にも抗鬱剤を処方された事と、その服用を早期に
中止した事が重なって、鬱症状が助長された可能性も考えられる。
以上は、インフルエンザおよびタミフルを、鬱病の助長要因と仮定した推論に過
ぎないし、無論、異常行動のすべてを鬱病で説明する事は適当ではないが、
タミフル処方時に鬱病を疑ってかかる事、すなわちタミフルを処方する場合、
医師/薬剤師が鬱症状の有無の確認を行い、その徴候が窺えるときは処方を中止
したり抗鬱剤を同時処方する事で、異常行動防止の一助となりうるのではないかと
感じたものである。
ちなみに僕は軽度の鬱を自覚しているが、今回、デパスを服用した三日間は
「大げさに言えばバラ色」だった。眠りにつく際、何の悩みもなく睡眠に入れる。
それが、服用をやめた始めての晩、暗黒色に変わり、布団から這い出してデパスを
飲んでみようかと思ったとき「これが禁断症状というものか」と悟った。
by mikeAlpha
| 2008-01-12 20:48
| 動物と人間の健康