2008年 03月 20日
【早見表】被写界深度 |
写真用語に「被写界深度」という言葉がある。おおまかに言えば「ピントが合っ
ている範囲」という事になるが、これ、ひどく説明が難しい…
例によって、見本写真で説明したいんだが、上手い例が思い付かないので、
とりあえずは文章による説明で勘弁ね_^^;_
例えば、ある35mmのレンズで、絞り値=2.0の場合、被写体までの距離が
50cmの場合、ピントが合う範囲は「映像素子(フィルム面)から」49cm〜
51cmの間で、わずか2cmの間にしか合わない。猫の顔には合うが、首輪には
合ってないってヤツだ^^;
逆に猫の背景に、シンデレラ城(笑)を写したい時はどうするか?
猫からシンデレラ城前面までの距離が5mとした場合、最低でも被写界深度が
5m以上無くてはならないが、これを探して行く。50cmでの被写界深度は最大
(絞り値=22)でも23cmにしかならないから被写体から離れてみる。
すると、1.5mの距離から絞り値=22で撮影した場合、被写界深度は10m。まあ
F22なんて絞りは、かなり強い光でないと無理だから、距離=3mでF8〜11って
ところが実用的な範囲だろう。これなら、F8で6m。F11で30mまでピンが合う。
よく言われる「凄いカメラ持ってる人って、ピンぼけ写真ばっかりなのよ
ねー」ってのは、この被写界深度を理解していない所にある。
一般的な目安として、建物バックや記念碑等をバックにした場合、F8〜F11。
雄大な風景なんかだと、F16以上欲しい所だろう。
以下は、被写界深度の覚え書き:
深い←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→浅い
絞り値:
数値が大きい/絞る←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→数値が小さい/開ける
レンズの焦点距離:
短い/広角側←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→長い/望遠側
被写体までの距離:
遠い←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→近い
ている範囲」という事になるが、これ、ひどく説明が難しい…
例によって、見本写真で説明したいんだが、上手い例が思い付かないので、
とりあえずは文章による説明で勘弁ね_^^;_
例えば、ある35mmのレンズで、絞り値=2.0の場合、被写体までの距離が
50cmの場合、ピントが合う範囲は「映像素子(フィルム面)から」49cm〜
51cmの間で、わずか2cmの間にしか合わない。猫の顔には合うが、首輪には
合ってないってヤツだ^^;
逆に猫の背景に、シンデレラ城(笑)を写したい時はどうするか?
猫からシンデレラ城前面までの距離が5mとした場合、最低でも被写界深度が
5m以上無くてはならないが、これを探して行く。50cmでの被写界深度は最大
(絞り値=22)でも23cmにしかならないから被写体から離れてみる。
すると、1.5mの距離から絞り値=22で撮影した場合、被写界深度は10m。まあ
F22なんて絞りは、かなり強い光でないと無理だから、距離=3mでF8〜11って
ところが実用的な範囲だろう。これなら、F8で6m。F11で30mまでピンが合う。
よく言われる「凄いカメラ持ってる人って、ピンぼけ写真ばっかりなのよ
ねー」ってのは、この被写界深度を理解していない所にある。
一般的な目安として、建物バックや記念碑等をバックにした場合、F8〜F11。
雄大な風景なんかだと、F16以上欲しい所だろう。
以下は、被写界深度の覚え書き:
深い←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→浅い
絞り値:
数値が大きい/絞る←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→数値が小さい/開ける
レンズの焦点距離:
短い/広角側←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→長い/望遠側
被写体までの距離:
遠い←(広くなる)ピントの合う範囲(狭くなる)→近い
by mikeAlpha
| 2008-03-20 12:19
| 写真